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vol.10 2005.11.02 「12年目のヨーロッパトレーニング」  
text:工藤 英昭


工藤英昭1994年にプロ登録して毎年、ヨーロッパトレーニングをしている。
最初の年だけホテルに、宿泊していたが、後の11年は、アパート借りて自分達で炊事をしてトレーニングする様になった。
2000年からキャンプを開催し、若手の育成もする様になった。
プロになった選手、ナショナルチーム入りした選手、辞めて行った人もいたが、みんな何かを掴んで行ったと思う。

みんなアルペンが好きでスノーボードが大好きだ。
俺自身も教える事によって、基本を取り戻し1999〜2002年・PSAプロツアーGS 5連勝の記録を作った。

2001年には、ドイツカップで優勝した。
何度もチャレンジしては、やっつけられてばかりのヨーロッパ大会だったが、やっと勝てて、とても嬉しかった。

あの頃とあまり気持ちは、変わっていないがやっぱり、何かが違う・・・
あの頃は、「勝たなければ」「勝って、当たり前」みたいな、プレッシャーもあった。

少し、尖がっていた部分もあったと思う。
最近は、ボーダークロスの大会も、頻繁に出るようになった。
日本人で初めてボーダークロスをやったのも俺だろう!?

自分の中でのフィールドが広がり、キャンプにクロスの選手も参加するようになった。
アルペン競技もボーダークロスもスピードを競う競技で同じテクニックを使う所もある。
きっと、そういう技術を求めて集まって来るのだと思う。

工藤英昭ヨーロッパでのトレーニングの場所は、オーストリアのソルデンスキー場。

ここは、リゾートで毎年スキー&スノーボードのワールドカップも開催されているスキー場。

オーストリアのスキーナショナルチームもよくトレーニングに来ている。

有名人だと、ヘルマン・マイヤーなどのトレーニングをよく見たが、凄いスピードでアイスバーンの急斜面を突っ込んでいく・・・ボードでは、信じられない!

今年は、例年より若干雪不足だが、雪が硬くアルペンには、最高のコンディションだ。

所々、アイスバーンが出ていてちゃんとセンターに乗っていないと板が逃げていく!
歯を喰いしばって、板を踏んでいく・・・エッジがアイスバーンを削り綺麗なターンを描いていく。

最高のGが遠心力と共に体にかかり、板が反発して次のターンをしようとする・・・。
やっぱ、アルペンは、気持ち良いな〜って思う。
年間滑走日数は、多いがこんなに気持ち良い日は、そう何日もない・・・。

この、スピード?アイスバーン?こんなG?アルペンでしか体感できない!!!
最近は、年をとったせいか肩の力が抜けてリラックスして滑るようになった。
勿論、ベテランと言われている・・・

スノーボードは、沢山の事を教えてくれて、沢山の人とめぐり合わせてくれた。
まだまだ、色んな事を教えてもらいたい。

 工藤 英昭 ーくどう ひであき ー プロフィール

1968年7月20日 生

身長  170cm  体重  68kg
足サイズ 25,5cm   レギュラー(右利き)

スノーボード暦18年・プロ暦12年
アルペン競技12勝・ボーダークロス5勝
プロ通算17勝・歴代から現役まで最多優勝回数更新中!

ホームページ
http://hoe.soc.or.jp/kudo/

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